命の価値



今日は鹿児島市の動物管理事務所を見学してきました。譲渡希望者が現れなければ数日後には殺処分される運命の「命」と直面する覚悟をして行ったのですが、鹿児島市では基本的に殺処分は行っていないとのこと。職員の方からそう聞いて少しほっとしたけれど、それでもやっぱりこの子たちを取り巻いているのはほっとはしていられない現状です。

職員さんの話しによると、ここに収容されているのは飼えなくなったと持ち込まれた犬や猫(できる限り説得して断っているそう)あとは迷い犬が多い。引き取り希望で見に来る人もけっこう居るらしく、とくに仔犬はすぐに貰い手が見つかるようですが、やはり猫の貰い手は見つかりにくいそうです。犬の引き取りには登録手数料3,000円と狂犬病予防注射料3,900円が必要ですが、猫は無料です。

市からしっかり予算も組まれていて、よほど重い怪我をしているなど特別な場合をのぞいてはできる限り殺処分をせずに貰い手が見つかるまでずっとここで面倒を見ているそうです。ここは市の施設でしたが、鹿児島県としても殺処分を行なわずに犬猫の譲渡体制を拡充したり動物愛護を啓蒙するための大規模な動物愛護センターを新たに建設計画中です。


動物管理事務所の見学を終えたあと、近くのペットショップに立ち寄ってみました。仔犬や仔猫が数万円〜二十万円以上の値段で売られています。ペット産業は命を売買する巨大なビジネス。ペットショップのショーケースに並んでいる子たちと、市の管理施設に収容されている子たち、この子たちの「命の価値」を分かつ物は何でしょうか?それが金銭の対価なら、○○万円の値札が付いてるから価値がある?捨てられて無料だから価値がない?

鹿児島市では殺処分をしていませんでしたが、数日〜1週間ぐらいの保管期間をおいて譲渡希望者が居なかったり譲渡対象に適していないと判断されれば、殺処分を実施している施設もたくさんあります。平成22年度の全国犬猫殺処分数は約21万匹、1日約575匹ずつ、犬や猫たちが「不要」として殺処分されている事になります。「命の価値」とはいったい何なのか?





↓今日ツイッターでつぶやいたのをまとめてます。




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